めっちゃ仏教してた@少林寺拳法

私はこれまで仏教と無縁で生きてきたと思っていた。しかし、なかなかに”仏教してた”ことに今気付いた。冠婚葬祭という日本人なら多くの人が触れているレベルではない。なんと、毎日修行的なことをしていたのだ。

それは、大学時代に少林寺拳法部に所属していたからだ。段位も持っていたりする。(少拳士 二段) 修練の度に鎮魂行で聖句等を唱えていた。大学卒業から10年以上経ったが、聖句くらいは諳んじられる。なんで今まで気付かなかったのか、自分の意識の低さにびっくりである。若き日の自分を思うと恥ずかしいと思うことばかりなのだが、ここまで「意識が低かった」とは。

少林寺拳法の昇級/昇段試験には武道としての実技の他に学科というものがあった。今なら嬉々として取り組むが、当時はほぼ機械的に書いているだけだった。何とももったいないことをしていたと思う。ただ、本部での合宿等での先生方のお話(講話)等は真剣に聞いていたし、今仏教の道に興味を持っていることを考えると良い体験として自分の中には残っているのかも知れない。

少林寺拳法の教えは今でも好きだ。武道をやらせたいというのもあったが、その教えに共感して我が子にも少林寺拳法をやらせようと考えた面もあった。(あまり近くに同院がなかったのと幼児の習い事としては時間が遅すぎて断念した。)

個人的に子供には学校と家庭以外の所属を作っておきたいと考えており、少林寺拳法は良い選択肢なのではないかと思っている。

さて、この事に気付いたところでもう一度きちんと少林寺拳法(金剛禅)について学びたくなってきた。少林寺拳法は普及に積極的な団体というイメージがあるが、意外と教義的な所はホームページに掲載されておらず学び方をまず考えねばならない。鎮魂行で唱えるものくらいは掲載してあっても良い気がするが、公式サイトには掲載されていないようなのだ。ひとまず毎日鎮魂行でもしてみようかと思う。というわけで(?)仏教との意外なつながりを発見した日曜日だった。

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