
私はYoutubeで本の要約動画を見る。時代背景などから解説してくれるものや、短時間で会話風でライトに楽しめるものまでコンテンツが非常に充実しており大変ありがたい。
こういった動画含め、様々なコンテンツに気軽にアクセスできる要約は素晴らしいと思う一方、実際に読んで感じた「自分の感想」と「世間で言われている内容」は違うということがある。
そして、この「自分の感想」を楽しむのが読書だとも思っている。
例えば私は、老子を読んだ時「あるがままに、とかじゃなくて超帝王学っぽい」と思ったし、孫子を読んだ時は「とりあえず読んでおけ、と言われるけど目的意識があってはじめて”刺さる”本だな」と感じた。
いずれも大学生の頃の感想なので今読むと違うかもしれないが、読まなければ分からなかった事だ。
もう少し実学的な書物で言うとコトラーの本も有名なのは4P/4Cかと思うが、一番面白いと感じたのはWANTSとNEEDSの話だった。
そういえば、要約で済ませるとたくさんの名著に触れられるが記憶にはあまり残っていないような気がする。あくまで私の場合だが、「自分の感想」こそが記憶に残っているのだ。
最近「読む」体力が衰えたのか、あまり興味がなく少し込み入った話を読むと目が滑る。ここらできちんと一度名著に向き合ってみたいと思いつつ、また要約動画に手が伸びそうだ。
