年長の任意予防接種

MRワクチンが不足している影響で2回目の接種が出来ていない我が家。3月に予約したのだが、駄目だった。(予約はキャンセルになり、近隣に片っ端から電話したが在庫なし)

1回の接種で95%ほどの子供が免疫を獲得できるし10年ほど効果は持続するので就学前の2期についてはさほど緊急性はないとのことだが、裏を返すと1/20は獲得できていないという事だろうか。

単純計算だと幼稚園のクラスに一人は免疫ないんかーい。2回接種で97〜99%が免疫獲得ということなので1回接種で免疫がついていない人は下手したら40%くらいしか免疫はつかないようだが、やはり1/20に入っていたらと思うと(もちろん1期の子が優先で良いが)可能な限り早く打ちたい。

とは言え、ないものは慌てても仕方がないので任意予防接種だけ先に済ませることにした。

それにしても、日本小児科学会が推奨している任意予防接種が就学前の1年に3つもあるのは知らなかった。

ちなみに、その3つとはおたふくかぜ、3種混合、ポリオ。(前述の日本小児科学会ホームページを参照した。)

正直、MRワクチンが普通に足りていたら任意予防接種については知らないままだったかも知れない。

なお、おたふくかぜについては接種率のデータが少し古いながら国立感染症研究所に掲載されていたが2回接種者は多い年代でも5%に過ぎないようだ。

おたふく以外の2つは予防接種管理アプリにも出て来ない。任意接種の対象ではなく接種可能なものという扱いのようなのでその影響なのかも知れないが、この先も同じような(任意予防接種ですらない)ものがあると考えるともう少しアクセスしやすい場所に情報を出して欲しいと思う。

何でもかんでも予防接種をすれば良いとは思っていないが、日本以外の国において定期接種されているレベルのワクチンについては情報が欲しい。その上で各家庭が打つか打たないかの選択をすれば良い。

情報収集は大切だと実感したと同時に子供の健康に関わる大切なことなので積極的に情報提供をして欲しいと感じた一幕だった。

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