放送大学OCW_現代教育入門_第二回

今回のトピックは「学校の新しい形態」。

新中流家庭は土地等の資本がないため教育という形で資本を継承するという話が面白かった。

経済格差による教育格差を容認する割合が増えているデータも印象深かった。ベネッセの調査であることも紹介されていたのでネットで調べてみた所、経済的に余裕がある家庭の方が「課題だ」と答える割合よりも「やむをえない」「当然だ」と答える割合が高かったようだ。

どの程度の家庭を経済的余裕がある家庭としているかや考えていることの詳細は分からないので調査結果について批判する気はないが、経済的格差によって教育格差が生まれることは格差の固定化に繋がりかねず、個人的には好ましくないことだと思う。

平等が良いとか理念とか難しいことは置いておいて、人間、隣人も楽しい方が自分も楽しいはずなのだ。シンプルに、「自分が転落した先」を見せられながら生活するのは精神的なストレスになり得ると思う。

話が教育から少し逸れたが、そういった意味で公立の学校の評価制度や選択性が導入されていることは心強いし、ホームスクーリングが日本でも一般的な選択肢に入ることを望んでいる。子供だって、大人が職場が合わない時は転職するように自分が所属する場所を選ぶ権利があって良い。

ホームスクーリングについて調べてみたら eboardという団体があることを知った。これまで全然知らなかったのだが、無料でインターネットを用いた学習が行えるコンテンツや環境を用意している団体らしい。こういった取り組みがあることや取り組んでいる人がいることに感銘を受けた。まだ私は自分の学びをしていきたい段階にいるが、何らかの形で社会に貢献できるようになりたいと改めて思った。

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