放送大学OCW_現代教育入門_第五·六回

教員が足りていないのは分かっている、でもお金が足りない!というお話だった。教員は、素人でも分かるくらい足りていなさそうだ。でもお金がないのだと。世知辛い世の中だ。(第六回は省庁等組織の話。)

一方でこんな記事を見つけた。

日本の教育機関に対する公的支出は、国内総生産(GDP)の約3.5%となっており、OECD各国平均の約4.7%を大きく下回っています。

https://kodomo-ouen.com/questionnaire/18.html#:~:text=%E5%90%8C%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8,%E4%B8%8B%E4%BD%8D%E3%81%AF6%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%80%82

お金がないと言っているけど、要は他に使っているだけの話だ。なんともなぁ、と思う。国家の規模や人口比に左右される数字なのでGDP比のデータは注意して見る必要があると思うが、公費と私費の比をみても少ないのでやはり日本は教育に投資をしていないと言って良さそうに思える。

老後の生活に困る国では、安心して暮らせない。一方で資源もない、人材もいないでは未来がない···は言い過ぎか。

とは言え、社会保障にお金を使いすぎているかといえば国際比較調査(https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_999641_po_069304.pdf?contentNo=1)を見る限りではそんなことはなく、むしろ年金(これは高齢人口が多いので自然と多くなる)以外の社会保障費用は少ないと言える。お金はどこへ消えた?※ただし、参考としたデータが古いので現状を捉えきれていない可能性も高い。

(GDP比において日本政府の規模が小さい(これでも国民負担が抑えられている?)ことが原因となっているようではあるが、混み入ってきたので深入りを避けたいと思う。)

財源についてはさておき、はじめに引用したページを見るに教員の労働時間はデータで見てもかなり多いようだ。教育についての支出を増やして教員を増やす方向で教育環境が整っていくと良いと思った。

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