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今回のトピックは「教育政策における研究活用」。
エビデンスに基づいた教育についての講義だった。エビデンスの重要性もそうだが、データを活用する者全般として気にかけておくべきと思われるポイントも含まれており、興味深かった。
研究は必ずしも現実に合致しないので何が何でも研究を政策に生かすべきと考えるのは誤りだという指摘や、研究の結果のみを用いようとすることは慎むべきだというお話は一般人も心に留めておいた方が良いだろう。
いわゆるデータリテラシーの大切さにも触れられており、個人的にもしっかり身につけていきたいと思った。
その一方で、現実的な問題として広く国民が統計学のようなデータリテラシーを一律に身に付けるのは理想的ではあるが難しいと思う。
ふと、統計学をもっとツール化出来ないかと思った。chatGPTではないが対話型のアプリケーションで統計的知識を一般人が使えるようにするのだ。Excel等でもかなり簡単に統計操作が出来るが、一般化するほどの操作の簡単さはないと思っている。難しくないとは言え、多少の学習は必要な状況だ。
そんなことを考えつつ、データの利用が教育を良くしてくれる事を感じさせてくれる講義で今後に期待したいと思った。