社会と産業の倫理_第五回

第五回のテーマは「政治学と倫理」。

今まで全く興味がないと思っていた政治学に関する講義を面白く成長というか加齢を感じた。

検証等はしたことがないが、政治学というのはある程度落ち着いた状況ではないと興味を持たないのではないかと考えている。マズローの欲求五段階説ではないが、自分自身の心身が保証されていなくては通常他者のことは考えまい。戦前共産主義には知識層も多かったような記憶があるが、それを思い出す。

その意味で今何に興味を持っているかは一種の余裕度を表すバロメーターだと思っているのだが、ついに自分も政治に興味を持ったか、と一種の感慨深さを感じた。単純に最近区の施策アイデア募集みたいなものに応募して採択された事が関心を強める方向に作用しているのかも知れないが、どちらにせよ興味関心を深める契機について面白いサンプルだと感じた。

そんなこんなで政治に興味を持つ層、特に若い時分に政治を持つ人というものには偏りがありそうだなとふと思った。そういった人々によって政治が運営されているのだとすると、それによる弊害等はないものだろうかと疑問に思った。

放送授業に政治学入門という講義があったので、少し寄り道して受講してみたい。

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