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面白い記事があった。
https://toyokeizai.net/articles/-/758211?page=3
私は”割り算に関して「何個かのものをいくつかに分ける」と解釈している”人間なのだ。
しかし、”わり算”なのだからそう解釈してもおかしくあるまい。6÷2は6を2で割るから3なのである。
この記事ではそれだと分数の割り算が理解できなくなるとしている。
6÷1/3をすれば、6を1/3で割っていくのだから18になる。
6という数字は1が6個、即ち6÷1は6と言うことだと考えれば割る数がその1/3になれば自ずと割った数(答え)は3倍になると言うことになり6×3に変形出来ることも割と直感的に理解できる。個人的には、それで何の不便も感じない。
このようにこの記事は難しく考えすぎでは?と思ったのだが、文句を言いたい訳でも自分が正しいと言いたいわけでも無い。確かにこの後に続く例で行き詰まったのだ。
その例とは1/3が400円のピザがある場合1枚の値段は?という問題。こう問われた時に先述の私の説明だと直感的には分かりにくいと感じた。
個人的にはこの場合は割り算ではなく1/3だと3つ集まれば1枚になるから400×3で1,200円としたいところだ。
しかし、これを割り算でやろうとなると?
記事中の考えも分かるは分かるが頭が固いためどうにも腹落ちしないせいで、教え方としてベストなのか判然としない。だって割り算だもの。
実は数学がそこそこ出来る人程度ではむしろ深く考えずにここでは躓かない気もするけれどもそれは別の話だろう。(理屈の前に計算方法を教えて繰り返せば多分分数の割り算も問題なく習得できる。)
割り算で躓いた事はないのだが教えるとなると意外と難しいものだなあ、と人に説明する難しさを実感して良い学びになった。