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これまでに豊島岡(最難関校)と中堅校の理社の過去問を解いてきた。
いわゆる難関校の問題にも挑んでみたく、四谷大塚ドットコムで65くらいの学校からピックアップした。
早速解いてみると結構考えさせる問題が出ていた気がする。例えば、偏差値55〜くらいの中堅校の場合は一問一答的なもので知識を叩き込めば何とか点が取れそうだと思ったのだが、こちらは小学生がどう勉強したら到達できるレベルなのか素人には分からないくらいの難易度はあったと思う。
また、豊島岡は(私は)本気で訳わからんと感じて中堅校はイケそうだなという印象だったのだが、本校は丁度中間くらいの感触で上手く出来ているものだなと感心してしまった。
そして、採点結果は〜?
合格!
ほぼ合格者最低点での合格だ。(厳密に言えば理社で4科の合計での合格最低点の得点率がマーク出来た。)記述があったとは言え配点が公表されていたので、大幅なズレはないと思われる。
私は以前行政書士試験を受けているので法律周りは多少知識があり社会はそれに助けられてそこそこ得点できたが、理科はお察しだった。
感想としては、難関校は伊達じゃないなと。東京都の公立高校の過去問を見てみたが、こっちの方が難しいぞ?!どういうこと?解いてるのは小6と中3なんだけど····。
前回、中学受験の理社の範囲は小学校で学ぶ範囲をかなり逸脱していないか?と疑問を持ったのだが、結論、明らかに逸脱している。
国数についてはまだ腰を据えて問題を解いていないが、中学受験のレベルの高さは徐々に理解できて来た。難関校志望の受験生は、飛び級で難関公立高校に入れてしまうように思えるのが恐ろしい。
もしこのレベルの問題をパターンで解くなら、相当な訓練が必要だろう。それは凄いが、先々あまり意味がないと思う。
一方で、これを小学生が思考力で解けるのだとしたら中学受験は経験しておいて損はないと感じた。発達段階的に可能なのだろうか。
それをどう見極めるのかは機会もないし難しいと思うが、中学受験について新たな見方を獲得できたように思う。
これまで偏差値70、55、65の学校の問題を解いてきたので、次は60くらいの学校の問題を解いてみたい。