
投資には夢がある。特に仕事をするより趣味に興じていたい私のような人間にとっては。
私のように投資に夢見る人はそこそこいるのだろう。”投資をしておけば将来安泰””投資しないと損”···ここまで直接的な表現はないかも知れないが私にウケそうな話題に事欠かない。
投資した資金が膨らんでゆく様子が見られるシミュレーターもそこかしこにある。
こういった類のものはもともと戒めの意味も込めて悲観的と言うか保守的な数字で試すようにしているのだが、最近ふと気づいた。
インフレ率考慮してなくない?と。
複利の魔法に魅せられアインシュタインの言葉に深く頷く人々は、これに気付いているだろうか?
気付いていなかったのは私だけではないと思う。ライフプラン的キャッシュフロー表では物価上昇を考慮しているので問題はないけど、シミュレーターの数字見てニマニマしてたよ。
失われた30年は兎も角、経済が滑らかに回っているのなら物価は上がると思っておいた方が良い。
物価が上がるなら使えるお金は実質目減りする。増えたと喜んだ20年後の資産額について計算し直すのはよしておこうと思う。
こんな事を言ったところでどの道投下したお金が増えたところで労働しないで済むレベルの資産は持っていないし、これから貰うお給料の方が額が大きい(予定)のだから些末なことだ。悲しいけど。
ということで、投資した資金がどのように増えていくか見せるシミュレーターは注意して使うべし。
株価はうなりながら変化するものだし、インフレは考慮されてない。そして、将来は全く保証されないのだから。
