NISA、保険、助成金もスッキリ分かる 子どもにかかるお金大全

赤ちゃんができたら考えるお金の本(2024年版)と一緒に借りてきた子供のお金関係の本。

学資保険への考え方が一致していたり、全体的に共感できる内容だった。シミュレーションを勧めているのが良心的だ。結局のところ、「自分の場合」をシミュレーションしてみないと実態が掴めないからだ。そういう意味ではもう少しシミュレーションに向けた構成になっていたらなお良かったと思う。

私は子育て世代向けのお金の本を眺めたり読んだりすることが多い方だと思うが、この系統の本ではあまり「収入を増やすこと」に触れた本がないと感じる。支出を増やしたり運用したりは一人で出来ても収入を増やすとなるとそうはいかないのでハードルが高いからだろう。多くの場合他人が関わってくるし、必要とする行動量も多くなるので致し方ない面もある。

しかし、お金の準備を考えるにあたっては非常に有効な観点だと思うので紹介しておきたい。まず自分の仕事を何とかしないといけないのだが・・・。

それはそうと、全体的におすすめできる本だったと思う。他の分野でも言えることだが、同じような内容の本を複数読んでみることが大切だ。(書店の棚の端から端まで=全部の本を買うことを勧める人もいる。)また良さそうなお金の本を見かけたら読んでみたいと思う。

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